- 住信SBIネット銀行 0.410%
- 三井住友信託銀行 0.440%
- 新生銀行 / 東京スター銀行 0.450%
いずれも新規に借入する方向けの金利です。
借換の場合は少し違います。
またそれぞれ各行のHP情報です。
最優遇の金利なので審査の結果、金利や諸条件は変わることがあります。
ちなみに千葉県地銀の雄、千葉銀行の変動金利の最優遇金利は0.725%です。(千葉銀行HPの情報)
ただマイホームの相談をする不動産会社やハウスメーカーによっては、銀行もさらに優遇した金利を提供できる場合もあります。
あくまでも目安の金利としてみていただければと思います。

各行ともとても低い魅力的な金利です。
でも注意が必要なのはいずれも融資手数料が融資実行額の2.2%と高めの設定になっていりことです。
一方で保証料は不要です。
上記の銀行にも保証料が必要なタイプの商品もありますが、その際は融資手数料は安めの設定になっています。
金利が安いことは魅力のひとつには違いありません。
銀行の審査は複数だせますので、上記以外にも保証料が必要な銀行や商品で審査をしてもらい、保証料や手数料も含めた総額で検討してみても良いかもしれません。
無条件に金利が低くなるわけはなく、今回のトップ3の銀行を利用する場合には次のような注意点があります。
- 保証料は不要だけれど、融資手数料が高い
- つなぎ融資・分割実行ができない
これらの金利が魅力的な銀行ですが、この金利は借入額の2.2%の融資手数料が発生する商品になります。
一方で保証料は不要となっていますが、保証料は金利上乗せタイプなら初期費用としてはなしにできることを考えると借入諸費用も含めてお得かどうか
検証してみる必要があります。
さらに1位の住信SBIネット銀行ではつなぎ融資の扱いがありません。
住宅ローンの実行は注文建築をする場合、工事が完了するまで融資は実行されません。つまり住宅ローンで借りる予定の土地の購入資金や工事途中のハウスメーカーへの支払いは出来なくなります。
実質的に土地を買って、注文建築をしたい場合には使えない可能性が高くなります。
ただ対応方法がないのか?というとなくはないというのが答えになります。
別の金融機関でつなぎ融資を借りるという方法が考えられますが、つなぎ融資にも手数料と利息が発生します。
また別の金融機関といってもつなぎ融資を扱う金融機関は限られますし、金利も決して低くはありません。
裏技的な方法としては大手のハウスメーカーでは自社提携の金融機関のつなぎ融資を斡旋できます。
こちらではどこの金融機関でも良いので住宅ローンの本承認が得られていればつなぎ融資を利用することができます。
そして金利もつなぎ融資としては低い金利で借りることができます。
建築する予定のハウスメーカーに一度、つなぎ融資の斡旋が可能か問い合わせてみると良いでしょう。
住信SBIネット銀行 三井住友信託銀行 は やや審査が厳しい傾向
住信SBIネット銀行 三井住友信託銀行はどちらも系列の銀行のような関係です。
金利条件などは良く、条件が合うなら相談者へもオススメすることがあります。
条件が合うならというのがポイントで他の銀行(トップ3の他の銀行も含めた他の銀行)よりも審査が厳しい傾向があります。
信託銀行自体、富裕層や資産家をターゲットにした銀行だということもありますが、住宅ローンに関しても「属性が良い」という表現を使いますが、
勤務先が良い、資金計画のなかで自己資金を多く出している、自己資金は出していないけど金融資産を多く保有しているなど銀行として評価の高い人をターゲットにしている傾向があります。
そのため、貯金もなくフルローンをしたいというようなケースは苦戦をする可能性もあります。
ただ個人的な経験則での話でもありますので、参考程度に見ていただければと思います。