「いつかはマイホームを持たないといけない」と考えているひとが結構多いことを相談を受けていると感じます。
30代後半以降のご相談者からは「そろそろローン借りないと借りられなくなりますよね?」という質問が出てきます。
借りられないことはありません。
もちろんたくさんの金額を借りようと思うなら年齢も若い方が良かったりします。
現役で働ける期間が長いですからね。
でもそもそも問題は「買わなければいけない」と考えている点だと思います。
家って「買わなければいけない」ものではないです。
住む場所は必要ですが、買わなくても良いです。
借りても良いですよね?
「それでも買いたい理由が本当にありますか?」
ということを考えてみると良いと思います。
やっぱり安い買い物ではありません。買ってから失敗したと感じても買い直すことはなかなか現実的ではありません。
買うかどうかは結局のところあなたと家族がこの先、どんな生活を どんな人生を 歩んでいきたいのかを考えないといけないと思っています。
「同僚が買い始めたから」というのも動機で意外と多い理由です。
考えるきっかけになっても良いですが、それだけが動機ならわざわざ借金を背負ってまで買わなくても良いですね?
最近の賃貸はとても快適です。
分譲マンションを賃貸しているケースもあります。
将来どうしたいのかが見えると今、家を買う必要があるかどうかが見えてきます。
Aさん夫婦もそうでした。
同僚が買い始めたのを見て、そろそろ自分達もといくつか物件を見に行ったもののどうも気持ちが乗ってこないのを感じていました。どれも物件は素敵なのにです。自分の収入でも手が出る金額でもあります。
営業マンからすれば「あと何が気に入らないのですか?」と言いたくなる感じでしょう。
Aさんは自分達が将来どうしていきたいのかを再確認しました。
将来は海外に移住したいと考えていました。
ご夫婦とも子供のころに海外生活を送っており、日本よりも海外での生活に夢を持っていました。
海外の不動産事情なども調べるうちに「今、日本で家を買うのは後で足かせになるかもしれない」と思いが至り、今回のマイホーム計画は中止となりました。
中止にするのも勇気がいりますが、Aさんはスパッと切り替えました。
海外移住ではなくても、自分達がこんな生活に価値を感じているということが分からと物件選びも変わってきます。
是非、みなさんの価値観を洗い出してみましょう。
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